独立したいエンジニアに向けて

独立したてのエンジニアは外見を大事に営業を

営業は外見も大事

営業は第一印象で半分決まる

人の第一印象は3秒で決まるといわれています。実際、人に会って最初の3秒で情報として入ってくるのは、見た目の印象ではないでしょうか。人間見た目より中身のほうが大事という意見も間違ってはいませんが、営業というシーンにおいて見た目はかなり重要です。ここでいう見た目とは、生まれ持った容姿のことではなく、清潔感のある整った身なりということです。声や話し方、話す内容は、第一印象というフィルターがかかってからになるため、いくら良いことを話していても、見た目の印象が悪ければ自分の良さが伝わりにくくなってしまいます。普段あまり人前に出ることがないと、つい身なりに無頓着になってしまうエンジニアは意外と少なくありません。独立後の営業について細かい戦略を立てる前に、まずは見た目の清潔感を意識することからはじめましょう。

効果的な営業を行うためのセルフチェック

営業をより効果的なものとするため、エンジニアとしてクライアントにどんな価値を提供するのか、その価値は対価を支払ってでも欲しいと思えるものか、競合との差別化はできているかについて自己評価します。もしまだこの部分が未完成だと感じたならば、SWOT分析という経営戦略手法で自己分析をしてみましょう。SWOTのSはStrength(強み)、WはWeakness(弱み)、OはOpportunity(機会)、TはThreat(脅威)です。他にはない自分の強みと自分に足りないものは何か、自分のスキルとトレンドにずれはないか、ライバルがどこにいるかをひとつずつ分析していくと、市場で求められていることに自分がどう応えられるかが見えてくるでしょう。

適度な自信を持つ

営業で案件を獲得するために自分を選んでくださいと「お願い」をするよりも、クライアントが「この人に頼んでみたい」と自ら選ぶ方向に持っていけるのが理想です。そう思ってもらうためには、自分自信に適度な自信を持つ必要があります。自信のなさは見た目や話す内容から相手にすぐ伝わってしまうので、「エンジニアとしてこれでやっていく」というものを決めたら、迷わずにまずやってみましょう。ただし、自信過剰な態度は印象を悪くしてしまうだけなので、常に謙虚さを忘れないようにすることが大切です。同じ営業でも、「何か仕事はありませんか」と聞くよりかは、「何かお困りのことはありませんか」としたほうが、自然に相手のニーズを引き出すことができます。これらのことを成功させるためには、やはり見た目の印象が重要です。高価なものを身につける必要はなく、資力でまかなえる最低限のことでいいので、清潔感のある身なりを心がけるようにしましょう。

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